うらばなし
ーー
「質問コーナー」
おおっ、姫様の質問コーナー!
はて?質問なぞありましたか?
「ええ、ありました。前回の七夕の話題で、Aさんより、『他のみなさんはどんな短冊を書いたのでしょうね』という質問が」
それは感想の一部であって、姫様質問コーナーへのお便りというわけじゃ……
「そんなことを言っては、質問コーナーが企画倒れとなり、また新たな企画を考えなければなりませんよ?」
めげない姫様っ!
「さて、前回はあなたがトトさんたちのもとに行きましたが、今回は私が行ってきました」
はっ、どぉこぉでぇもキーがない!?
「願いが叶う紙ですと言えば、書いてくれました。しかもか、前の七夕のような匿名では困るので、名前つけなきゃお星様が誰の願いか分からないので書くように。と言えば、これまた皆さん信じて下さいました」
す な お す ぎ る!
純真無垢すぎます!?ピュアの集まりですか!
「さすがの私も騙すのは心が痛いので、お詫びの印にシュークリームを一個ずつ配ってきました。お一つどうですか?」
いただきます。ーーって、姫!隠しきれないほどの数のシュークリームがあなたの後ろにありますが!
「今、食べます。ロードに見つかる前に」
証拠隠滅!?
短冊紹介し終える前に、食べて下さいよ。
よし、笹に飾りながら一枚ずつ見ていきましょう。(ピラッ)
『兄さんと、わたるんはんと、姉さんと、結婚出来ますように。冬月』
「おやおや。海外での結婚となりそうですねぇ」
大方予想通りです……
そんな秋月たちの願いは。