うらばなし
しばらく見ない内に、あなたったら
ーー
千花「待ち合わせは一時だけど、きっと継実さんはその一時間前に来てると思ってやってきましたよつぐみさん!」
継実「残念、30分前にはもうついていたよ」
千「待ち合わせ時間の意味は!?」
継「千花に会いたくて会いたくて、自然と早く待ち合わせ場所についちゃった」
千「もー、暑いのに。熱中症に気をつけーーあれ、継実さん。なんかいつもと違うような」
継「ああ、うん。メガネじゃなくて、コンタクトにしてみーー」
千( ;゚Д゚)))
継「まってまって、いきなりどうしたの?」
千「どうして、メガネじゃないんですかっ」
継「ええ……。裸眼の俺は嫌い?」
千「メガネじゃない継実さんなんて、ただの爽やかイケメンじゃないですかっ」
継「爽やかなイケメンで不満があるのか……」
千「うぅ、いつものメガネ装着知的イケメンが良かったです」
継「そんなにか」
千「メガネじゃないので、別のメガネ男子とデートします。ちょっと、そこの君ーっ」
継「まったまった。そいつからメガネ奪ってかけるから、待ってね」
千「冗談なので、ボールペンでも凶器になり得る持ち方をしないで下さい。コンタクト継実さんも好きです!でも、逆ナンされないか心配!」
継「メガネ外すときは、千花と二人っきりの時だけにするよ」
千「なら、許します。爽やかイケメンの継実さんは、私だけのものですよー」(腕組みぎゅー)
継「全部、千花のものだよ」