うらばなし
快適な眠りをあなたへ

リヒルト「知らない男から声をかけられました。さて、どうする?」

トト「逃げます!」シュビッ

リ「逃げようとしたら捕まりました。さて、どうする?」

ト「助けを呼びます!」

リ「呼んでも助けは来ませんでした。さて、どうする?」

ト「た、助けてもらえるように命乞いを……しま、す」

リ「助けてほしくば、何でも言うことを聞けと言われました。さて、どうする?」

ト「何でも言うこと聞きます!」

リ「さて、今日の買い物も、僕一人で行くか」


ト「たまにはお外に行きたいですーっ!」

リ「とは言ってもねぇ。今のトトちゃんじゃ、僕以外の奴に服従しちゃうからねぇ。外に出すわけにはいかない。いい子でお留守番しているんだよ」

ト「うぅ、わ、分かりました」

リ「こっそり外に出るのも駄目だよ。ラズに見張らせるから」

ラズ「ワンッ!」

ト「うわーん!」

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