うらばなし

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クロスー、トリックオアトリート！

クロス「人にカボチャぶつけておきながら、まだ言うか！」

まあまあ、歌でもあるではないですか。あたーらしいー朝が来たー。と、日付変わって新しい日になったので、過去のことは忘れましょう。

ク「忘れられるかっ！」

ぐっ、いた、いたい！クロスに投げ返されたカボチャで得た傷が痛む！

ク「なっ、大丈夫か!?」

だから単細胞童顔扱いされてしまうのですよ。

ク「童顔関係ないだろ！心配かけさせんな、バカっ！」

クロスがトリックオアトリートに乗ってくれないからですよ。

姫なんか、お菓子を貰える日だとはりきって、『突撃、お宅訪問！秋の三時間スペシャル！』並みの勢いで、お宅訪問百件を目指し、旅立ちました。

ク「はりきり過ぎじゃないか!?ま、まさか、お一人で行かれたとしたら、っっ、俺も！」

姫のお供するなら、ハロウィンですので、被り物しなければ。へい、クロス！パス！


ク「おうっ。これを被って姫とーーって、ウサ耳じゃねえか！」（べしっ）

ちっ。

ク「おまえーっ！いつまで、俺にウサ耳を強要すんだよ！」

百ページに一回の割合でのサービスは必要だと思います。

ク「男のウサ耳の何がサービスかっ」

鏡を見たことないのかっ、あなたは！

ク「真顔で返すなよ！」

分かりましたよ、仮装しないのならば、クロスはお菓子をくれる方で。トリックオアトリート。

ク「お前も仮装してないだろうが」

トリックオアトリート。

ク「しつこい！お菓子なんかやらん以前に持ってない」

ほう。でしたら、イタズラされても良いと？

ク「上等だ！返り討ちにしてやる！」

分かりました。では。

ク「！！」（身構え）