うらばなし
ーー
骨「ヒャッハー!寒い時にはコタツに、みかんに、てれびじょんさま!この三種の神器が揃えば、俺は無敵だぜええぇ!今なら、一週間は動かずに引きこーーあびゃっ!」
冬「……」
骨「な、何しやがる、鬼畜仮面が、げふん!り、りもこん返せや、われええぇ!い、今は、情熱的な大陸のテーマソングが流れるーーつまりは、音楽に聞き惚れなんか見ちゃう重要な場面を、びびゃ!」
冬「……」(ポチっ)
『いけないハニーだ。あれほど、僕のパソコンを見てはいけないと言ったのに』
『な、なによ!ちょっと今晩のオカズに、彼氏が喜ぶメニューで検索しただけじゃないっ!ーーで?なんなのよ!あの写真は!』
『見ない方が幸せだったのに、まったくおいたが過ぎる子猫ちゃんだ』
『きゃっ!ちょっと、な、何よ!手錠!?』
『写真の子たちを見たのだろう?僕はね、こうするのが好きなんだ。抵抗されては、隅々まで、めちゃくちゃに出来ないから』
『あ、あんた、最初からこのつもりで……!』
『無駄なあがきも可愛いよ、ハニー。鉄がすれる音と、君の息遣いが情欲をそそるようだ。今、君は完全に僕のコレクションとなった!』
『い、いやあぁ!』
骨「ヒャヒ!『気づけハニー』のせかんどしーずん、『気づいたハニー』じゃねえか!やっべ、今日から放送してーーどびゃっ!」
冬「動けないわたるんはん、鉄の音と、わたるんはんの息遣いがーーこうしてはいられない!」
骨「な、なんで、俺、頭蓋骨粉砕されたんだ……」