うらばなし
「因みに、『僕コロ』に出た吸血獣はラスクさんですよね」
はい、そうです。
そーちゃん、彼の名前聞かなかったのでありませんが、あれはラスクであり、彼が逃げているのは、黒い吸血獣がラスクに第五元素(アイテール)盗まれたと躍起になって追っているからです。
これは『逝きたいが』と『僕コロ』見れば、二人の関係性が分かることですね。
ただ、そーちゃん・葉花の本作に別作の物語の一端が紛れ込んでいるだけなので、はっきりとは言ってませんが。そこでは必要ないので。
ラスクたちの本作は閉じてますが、『何故彼らは現代にいたのか』というきちんとした彼らのシナリオはあるので、そーちゃんと葉花が吸血獣たちに出会ったのはその時間軸(作品)の垣間であり、逆を言えば鬼ごっこしている吸血獣たちもまた、そーちゃんたちの時間軸にいただけですがね。
「となると、ラスクさんを追っているという点から、黒い吸血獣とシャルロッテちゃんは仲間というのが予想できますね」