うらばなし
「いいですね。二度おいしいだなんて。鍋をやったあとにおじやにして食べることぐらいに、嬉しいですね」
またまた姫らしい……。
とまあ、本当に語りきれないほどの繋がりがあります。
強いて言えば、別に世界を狭めているわけじゃありません。何年も数えきれない作品を書けば、私が出した繋がりなんて微小なものですよ。多量にある少量の糸(繋ぎ)でしかない。
ただ知ればより、その世界観を楽しめることは間違いないでしょうね。
そこは読み手側の理解に任せますが。
「私は今度、現代に行きたいですねぇ」
姫の世界ならば、『移動』の術者がいれば行けるんじゃないんですかね。
「探して来ますっ」
日が暮れる前に帰ってくるんだよーっ。