うらばなし
「わざわざ言い替えるほどに意味があるのか、それは」
ええ、誤謬が形式上の誤りとすれば、瑕疵とはそうあるべきものがないこと。ググれば多分、誤謬とは形式上の瑕疵であるとか載っているかもしれません。
本当は因果逆転とかでもいいんですけど、どうにもあの大会の賞品は逆転と言うには生易しいかなぁと。
「瑕疵と逆転では意味が違うだろう」
確かに違いますが、“結果だけが有る”ということについては同じです。
まあ、難しく言う前に、“因果瑕疵の成果”――結果が有るための原因を瑕疵(欠点)とし、無いから有るを産み出す成果(事象)についてを分かりやすくするなら、“前後即因果の誤謬”(ポスト・ホーク)にした方がいいだろうと。
食べ物の味が分からない人に、違う食べ物の味を出して、こんな味するよと言うみたいなものです。