うらばなし
――ロード編。
どおぉぉんっ。
「……」(ひらり)
ごふっ。
「なんだいきなり。前にもあったやり取りだが、君は自滅が好きなのか」
超加速装置で突撃しても避けられるなんて……、くっ、さすがはロードですね。
拍手でもしてあげたいですが、今日の私はリポーター。突撃取材です。
「加速装置つけたリポーターってなんだ……」
命がけで事実を公にしてこそ、リポーター!さあ、怖いもの知らずなんで、あなたにこのお便りを渡しましょう!
『To.ロード
上記のような会話(姫のカップ数)を聞いて、下世話だなーとか、クロスの反応とか、チェックしてないのですか? まさか、鼻血ふいてるんではないでしょうね』
「下世話だ、呆れた、低俗だ」
そ、そんな、端的にはっきり言われると、ハートブレイクが……
「事実だ。聞き耳を立てているわけではないが、そんな話が聞こえてきたならばそれなりの処置はしている」
やはり、殺意籠ったボールを投げてきたのはあなたでしたか……