うらばなし
びくっ、た、確かに、企画作品で相手側の少年神に姫の秘密をバラしましたが……
「それが原因だろ、絶対」
難しい命問答にあたり、少年神こと茶神君に更に深く面白さを堪能してもらうための種として言いましたが、そうか……。姫にきちんと謝るべきか。
「そうだ、謝ってこい」
姫も満更でもなくより会話を楽しんでいたと思ったのですが、あのお茶目をする笑顔の裏は怒りに満ちていただなんて……
「……、いや、帰ってきた姫はかなり機嫌良かったから怒っていることは」
姫に詫びなければっ、謀反すらも起こそうとしたんだから、切腹でもっ。
「もうお前の好きにやれよ……」