うらばなし
「確かにな、夢を叶える上で努力しても、必ずしも最良な結果にたどり着くわけもない」
自身がしてきたことの努力、やることやってもまだ満足いかずに、誰にも評価されない。自暴自棄になるのは当たり前でしょう。
頑張ってきたことが無意味だと現実から言われ、今までの人生が無価値だと自身から通告されてしまう、この悲惨さ。
それだけ夢追いは難しく、精神が擦りきれ、心から嘆きを叫び、努力が実れと無駄な足掻きばかりをすることに至り、人は挫折をします。
「そんな、無駄な足掻きとやらを続ける君は、“彼”という存在と折り合いをつけたのか。あの作品を実話云々前に、君とて実らない努力に涙したこともあっただろう?」