うらばなし
「悪意ある優しさですか。ずいぶんとおかしな言葉ですね」
私たちには理解できない感覚を持つからこそ、惹かれるのかもしれませんねぇ。
『誰か』のように、誰にも理解できなく、それでいてつい見てしまう印象を持つキャラを出してみたいですよ。
これは目標というよりは、願いに近いのかもしれません。自分自身に願うような、『いつかは出せたらなぁ』という曖昧なものです。
「それでも、頭の隅に残しておけば、いつか日の目を見るときが来るかもしれませんし、あなたのことですから、きっと無駄になんかしませんよ。その願いとやらを」