うらばなし


「時代って、まだそんなに経っていないような気もしますがね」


書籍化されない作品あたりでも触れましたが、そんな夢見がちな時代って、何を書いても『先走りすぎた』んですよねぇ。


この作品は逸材だ、他のものより上手い、編集者の目に止まるなり書籍の話が上がるかもしれない。などと、やけに自信満々な時だったなぁ。


「なんだかその口振りだと、今書いている作品は自信がないと言われているような」


自信よりは誇りですね。立派に完結(成長)した我が作品(子)と私は見ています。


ただどこに出しても恥ずかしくないとは言いきれません。まだまだ立派な成長をするのではないかと、私は試行錯誤するわけですが。


昔の私は無条件で書いた作品を『断然うまい』と見ていたなぁと過去作を見ながら思い出しまして。


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