うらばなし


「……」(姫の服を甘噛みくいくい)


「私はいつでもマンナカの傍にいますから。安心してください。私は――私やクロスやロードがあなたを一人にさせません」


「……」


「そうして、あなたと親しくなろうとするあの方も」


「……」コク、ン


「おや、噂をすれば」


「……」ピクッ


姫ー、ちょっとマンナカをデレさせたいんで、ご助力くださーい!


「……」(結局それかっ、とダッシュ)


へ、マンナカいたんですか――だはっ!


「間が悪いですねぇ、あなたも」


な、なんで、だ……



「……」プイッ




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