うらばなし
「懲りないな、君も」
懲りさせてはくれない方々がいますので。
「ああ、懲りてもらっては困る。まだ俺も、生きていたいのでな」
あなたが――みんながいるからこそ、私は夢を見られるのですよ。
「いつか現実にするための、夢か」
現実は優しくないからこそ、夢の果てに優しさを求めがちになるのでしょうが――夢見なきゃやってられませんよ。
楽しい一時あれば、辛いことなど、どうでもよくなりますからね。
「結局、そこに行き着くか。『楽しいから書く』、真面目な話が一気に幼稚になったな」
めげずに、こりずに、へこたれず。私めは、今日も今日とて目を覚まし、そうして――また夢見て、書きますよー!
「君らしい幼稚さで、安心するな。――ああ、微笑ましいぐらいに」