うらばなし
「愛らしい見た目なのに、何だか惜しい妖精さんですねぇ」
逆にあの拙い言葉での攻め口がいいというマニアもいますよ。
可愛いは正義なので、見た目良ければオールオケーみたいなので。
「親指姫のような見た目なら、怒るに怒れないかもしれませんね」
当初は、妖精の見た目――というか服については、産まれたてよろしく、一糸まとわぬ姿にしようかと思ったのですが、花から出てくるし、いっそ花弁をワンピースにしてやろうとああなりました。
「ふむ。もしもワンピースなければ、長い髪で大事な箇所が見えないという描写を入れるつもりだったのですね」
なぜバレたし!?
「ヘンタイしゃんのことは、何でもお見通しですよー」
髪で隠すチラリズムは王道なだけなんですよよよよ!