うらばなし
どんなに気合い入れても、奴らは紛れ込む。
一部公開設定、便利やわー。
「なんだ、それ」
公開したいページ数の範囲を、書き手側が設定できるんですよ。
100ページの内、読み手には50ページまでしか公開しないとか、まあ、そんな感じです。
「公開するなら一気に公開すればいいじゃないか。書いたんだから」
甘いですねぇ、クロス。とんだぺーぺーのようで。
「ぺ、ぺー?」
書いた後には推敲――つまりは見直しが必要なのですよ。
「ああ。誤字脱字常習犯だもんな、お前」
ぐっ。
え、ええ、まったくもって。深夜に携帯からの更新なもんで、ところどころに誤変換がつきものですが。
寝オチするまで書き続けるということが多々あるため、この推敲というのが、翌日の朝だったり、果てやまた深夜だったりと先伸ばしになっていました。