うらばなし
ぐすっ、ぐずっ。
「感想ノート一括にしたものを用意しようにも、それでは読者に二度手間させてしまい、か……。
だろうな、読んでもらったあげくに、またプロフから感想ノートを書くためだけに設けられた場所に行かなければならない。面倒ごとだな」
むー、むー。
「何かしらの打開策は取るべきか、このままにするか。まあ、選ぶのは君だ」
つー、つー。
「俺に選択させるな。決めるのは君だから――いつまで、遊んでいる。普通に喋ろ」
……、なんで私の言っていることが分かるんですか。
「何年の付き合いだと思っている」