うらばなし
いや、それが私はプロットをあまり書かない派なんですよ。
「絵で言うところの下書きだろ?いきなり本書きをして失敗とかしないのか」
プロットがなければ矛盾が出てくるとか、プロならばプロットはあるべきだとか言われますが、んー、私の場合、全部頭に入っているので。
「頭って……」
一般的にプロットは紙に書き出しますが、私のプロットは頭の中にあるんですよ。詰まっていると言いますか、いつ思い返しても相違なく、矛盾も生じないストーリーが頭に“描かれて”いるんですよ。
「忘れるとかないのか」
ありませんね。例え、忘れたとしても思いだしようがなく、忘れたならば、所詮は“その程度”の設定なので書くに値しないと書きません。無駄な部分があれば、読むペースが挫けますから。