うらばなし
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「折り鶴を知っているとなると、やはりわたるんさんあたりなのでしょうが、前に空波からわたるんさんの物語に溶け込むのを拒否されましたからねぇ。魔法使い組みの誰かならば、私がひょっこり出ても受け入れてくれそうですが――」
「おお、なんとっ。美しき処女(オトメ)がいるではないか」
「変態王こと、フィスト王のところに来てしまったみたいですねぇ」(うっかり)
「メンスゥオオォレッ、赤きオトメよ!我が名はフィスト!世のオトメ全てを、非オトメとする男の中の男である!
ふはは、私に出会ったならば、そなたのマスターベーションも今宵限り。私なくしては、満足できぬ体となろう。さすれば、オトメよ。早速、下をならすために指を――」