【完】私と息子に幸せをくれた人(中篇)
立ち上がり、首を振っただけの反応の私に、春風さんは、自分のサングラスを、私に掛けた。
メンズ用は私にはデカく、少し垂れる。
上目で春風さんを見上げると、またカシャッと聞こえた。
安藤さんは「本当のカップル見たいだよ」と言って、モニターへ確認しに行く。
春風さんは零士を私に抱かせると、黒いポロシャツの襟元を直し、カーキのパンツに通したベルトを緩めた。
「初対面で一発OKは凄いよ!
翔ちゃんのクールさも、コンセプトにピッタリだ」
私は安藤さんに「あ…ありがとうございます;;」と返しながら、零士を好子さんに預けた。
メンズ用は私にはデカく、少し垂れる。
上目で春風さんを見上げると、またカシャッと聞こえた。
安藤さんは「本当のカップル見たいだよ」と言って、モニターへ確認しに行く。
春風さんは零士を私に抱かせると、黒いポロシャツの襟元を直し、カーキのパンツに通したベルトを緩めた。
「初対面で一発OKは凄いよ!
翔ちゃんのクールさも、コンセプトにピッタリだ」
私は安藤さんに「あ…ありがとうございます;;」と返しながら、零士を好子さんに預けた。