【完】私と息子に幸せをくれた人(中篇)
私は、はしゃぐ零士を見て、思わず視線を逸らしてしまった。
父親が必要なのはわかってた。
けど、こんな「パッパパッパ!」と連呼しながら、春風さんに抱かれる零士を見ると、辛かった。
「これから安藤さんとマネージャーと食事に行くけど来る?ま、翔ちゃんのマネージャーさんも誘ったし、行こうか!」
「え…あ、ちょっと!;;」
春風さんは、零士を連れて、楽屋に戻って行こうとする。
私は慌てて2人を追い掛け、楽屋に飛び込んで着替えた。
着替える為に、春風さんは楽屋に入った。
零士が居たって、入れない。
父親が必要なのはわかってた。
けど、こんな「パッパパッパ!」と連呼しながら、春風さんに抱かれる零士を見ると、辛かった。
「これから安藤さんとマネージャーと食事に行くけど来る?ま、翔ちゃんのマネージャーさんも誘ったし、行こうか!」
「え…あ、ちょっと!;;」
春風さんは、零士を連れて、楽屋に戻って行こうとする。
私は慌てて2人を追い掛け、楽屋に飛び込んで着替えた。
着替える為に、春風さんは楽屋に入った。
零士が居たって、入れない。