【完】私と息子に幸せをくれた人(中篇)
「今日はよろしくお願いします!私たち、負けませんから!」
「あぁ、俺らも負けないから」
聖はカスミとも握手をする。
私は勇士をチラッと見た。
勇士は私を見て、「やっと共演が出来るな」と言う。
「…別に。私は望んでませんでしたけどね」
「―――うぁ゛ーん!パッパ、パパー!」
私が勇士を睨んだ瞬間、零士の泣き声が響いた。
「…俺の声がわかるんかな(笑)」
子供嫌いのカスミが「急用を思い出した!;;」楽屋を出て行く中、勇士が馬鹿な事を言い出した。
零士が好子さんの制止を振り切り、私たちの所へと匍匐前進で来た。
「あぁ、俺らも負けないから」
聖はカスミとも握手をする。
私は勇士をチラッと見た。
勇士は私を見て、「やっと共演が出来るな」と言う。
「…別に。私は望んでませんでしたけどね」
「―――うぁ゛ーん!パッパ、パパー!」
私が勇士を睨んだ瞬間、零士の泣き声が響いた。
「…俺の声がわかるんかな(笑)」
子供嫌いのカスミが「急用を思い出した!;;」楽屋を出て行く中、勇士が馬鹿な事を言い出した。
零士が好子さんの制止を振り切り、私たちの所へと匍匐前進で来た。