【完】私と息子に幸せをくれた人(中篇)
私は罪悪感から目を背けた。

聖たちはお腹を抱えて笑ってる。



「ちょっとこれは翔ちゃんが強いから、これで終了しようか(笑)」



田中さんの指示でこの戦いは終わらされた。

休憩も兼ねて、トークシーンを撮影する事になった私たち。

私はジャージの上着を用意されてなかった為、聖の上着を借りて、雛壇に座った。

2人掛けのソファーが前後に五つセットされ、前列に私たちと帆波さんペア。
後列に勇士・赤西さん・椎名さんペアが座った。

慣れない番組出演で、中心に座らされ戸惑う。

聖は足を組んで、余裕そうにして居る。
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