【完】私と息子に幸せをくれた人(中篇)
私はニュースの事、好子さんから聞いた事を全て話した。

聖は鳴りっぱなしの携帯にようやく気付き、電話に出た。



「俺だけど。…寝てた」



聖は私の頭を撫でながら、額をくっ付けて来る。

三吉さんの話を聞きながら、音を起てないように、何度も何度もキスをしてくる。



「21時に翔子と会見するから、よろしく」



そう言うと、聖は携帯を切り、「私も?」と訊ねる私をベッドに押し倒し、キスをして来る。



「んんっ……」



キスを繰り返すうちに、私の服や下着が捲られる。



「や、ん…ッ……」



指で胸を刺激され、キスをしながらも声が漏れた。
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