【完】私と息子に幸せをくれた人(中篇)
零士の言う通り、聖がヤンキー座りをしながら私たちを見て居た。



「俺も生足に触れたい…」



「ば!馬鹿じゃないの!;;」



私は零士を殺陣にして、足を隠した。

ちょっとご無沙汰な最近…、短パンを穿いた事に後悔。

気まずい雰囲気を断ち切るように、「変態さん撮るよー」と、安藤さんが言いながら戻って来た。

私はホッとしながら、零士と手を繋ぎながら見てると、聖が髪を掻き上げる感じでポーズを決めた。



「「パパ、カッコいいー…」」



思いがけず、零士とハモった。

私はしゃがみ、零士を後ろから抱き締めた。
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