病院恋愛
恥ずかさが増して、それを隠すように更に話題を逸らす。


「そ、そうっ。そういう朝比奈君のお姉さんって、どんな感じなの?私と逆ってことはハツラツとした頼れそうな…」


「女王様。」




「…は?」




「女王様。これに尽きる。以上。」






えー、と…。




「あの、」




女王様って、どんな?


…っては言わせてくれなかった。




その前に、朝比奈君が、私の言葉を遮ったから。
< 102 / 141 >

この作品をシェア

pagetop