僕は下僕
思わぬ再会
一部のクラスメイトたちとカラオケに来た。



わあ!!友達とカラオケなんて初めてだよ。



ドキドキ、ワクワクする胸を抑えつつ皆と一緒に案内された部屋に入った。


大部屋とはいえ、大所帯の人数なもんで詰めて座らないといけなかった。


「祐樹君!コッチコッチ。」


吉村さんに腕を引っ張られ、吉村さんの隣に座る形になってしまった。


「さや、ズルーイ!!私も祐樹君の隣がいい。」


吉村さんの反対側はショートカットの小柄な女の子が座り挟まれるような形になった。



ううう………。


緊張するよ///



チラッと璃子を確認すると両サイド男子に挟まれ、少し不機嫌そうだった。



モテる人って大変だなぁ……。


まあ、僕には縁遠い話だけど…………。


「俺、飲み物頼むよ!何がいい?」

「祐樹君優しーい!さや、オレンジジュースで!」
「俺、コーラ!」
「俺もコーラ。」


皆のドリンクを聞いて注文した。












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