僕は下僕
「隣の部屋で着替えてくるっ!!」


璃子が真っ赤な顔でセーラー服を抱えて隣の部屋に駆けて行った。


「黄色のリボンも忘れないで下さいっ!!」


サボさんが璃子の背中に向かって声をかけた。



隣の部屋の扉の音が閉まるのを確認してから口を開いた。



「もー皆止めてよ。どーなっても知らないよ?」


「ほっほっほ。そんなことを言って、藤澤氏が一番楽しみにしてるんじゃないんですか?」


サボさんがニヤニヤと僕をからかった。


カァー///


そりゃあ、大好きなアニメのヒロインだし。


美人な璃子が着れば萌えるに間違いない。


ただ……後が怖いしな………。






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