僕は下僕
璃子のお母さんはお菓子作りが趣味でこうやってちょくちょくお菓子を持ってくる。



「一人で食べれるわけないでしょう?それに太るじゃん。」



との事で僕のとこに回ってくるのだがおばさんのお菓子は何処の有名店に比べても美味しい。



すっかり、おばさんに胃袋を掴まれてしまった。



まあ、おばさんのお菓子でこんなに太ってしまったのだけれど………。



シュークリームを一つ頬張る。



「オイシー。カスタードは甘すぎず、シューもイイ具合に焼き上がっててサイコー!!」



至福のひと時を味わっていた。



璃子はそんな僕を見て、少し笑顔を見せる。
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