嘘吐きな親友
「実際には『いた』って言うべきかな。
事故で…この世を去ってしまったから…」

!!!

どうすればいいの?
返す言葉が見つからない。

「ごめん、由奈。気にしないで。
全然、気にしなくていいの。
ただ…由奈には話したくなったんだ。
黙って聞いててくれる?」

私は声も出せずに、ただ頷くと
ミコちゃんは、ポツリポツリと自分の事を話し始めた。
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