嘘吐きな親友
ミコちゃんはかなりの才媛だ。
苦手な分野はないのでは?と思う程、どの教科にも精通している。
留学していた事もあって、英会話もペラペラみたいだし。
ノートを覗き込むと・・・
綺麗な字。
もう、溜息しか出ない。
「どしたの、由奈?」
「ん?いやぁ、ミコちゃんって完璧だなー、って思って」
「完璧? どこが?」
「もーっ(怒)全部だよ、全部!
羨まし過ぎて替わって欲しいぐらいだよ」
「私は由奈みたいになりたいけど?」
「それ、本気で言ってる?」
苦手な分野はないのでは?と思う程、どの教科にも精通している。
留学していた事もあって、英会話もペラペラみたいだし。
ノートを覗き込むと・・・
綺麗な字。
もう、溜息しか出ない。
「どしたの、由奈?」
「ん?いやぁ、ミコちゃんって完璧だなー、って思って」
「完璧? どこが?」
「もーっ(怒)全部だよ、全部!
羨まし過ぎて替わって欲しいぐらいだよ」
「私は由奈みたいになりたいけど?」
「それ、本気で言ってる?」