嘘吐きな親友
「アイスコーヒーをご用意しましたよ♪」

やって来たのは、いつものヒツジ。

この人、絶妙なタイミングでやって来るんだわ。
さすが、執事。
全て経験から成り立ってるものなのかしら…。

「由奈様はミルク多めでございますね?」

しかも私の好みも把握済み。
私はアイス・ラテになるぐらい、ミルクを投入するのだ。
ついでにガムシロも忘れない。

ミコちゃんはアイスでもブラック。
なんとなく大人と子供の差をつけられた気になる。
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