嘘吐きな親友
「話せば非常に長いのですが・・・」
そう言って、ヒツジは昔を思い返しながら話し始めた。
「元々、小山内の家は女性が権限を持つ家柄で…。
後継者は代々、長女がなる…と決まっておりました。
ミコト様にはお姉様がいらして…」
「マコトさん、ですよね?」
「ご存知でしたか?? それなら話は早いです。
後継者としてマコト様は幼い頃から英才教育を受けておられました。
反面、ミコト様は家を継ぐ必要がなく、比較的自由に育てられたのです。
小さな頃はサッカーをしたり、テコンドーを習ってみたり…やんちゃな坊っちゃんでした」
そう…なの?
あの、ミコちゃんがテコンドー!?
全然、想像出来ないっ!!
そう言って、ヒツジは昔を思い返しながら話し始めた。
「元々、小山内の家は女性が権限を持つ家柄で…。
後継者は代々、長女がなる…と決まっておりました。
ミコト様にはお姉様がいらして…」
「マコトさん、ですよね?」
「ご存知でしたか?? それなら話は早いです。
後継者としてマコト様は幼い頃から英才教育を受けておられました。
反面、ミコト様は家を継ぐ必要がなく、比較的自由に育てられたのです。
小さな頃はサッカーをしたり、テコンドーを習ってみたり…やんちゃな坊っちゃんでした」
そう…なの?
あの、ミコちゃんがテコンドー!?
全然、想像出来ないっ!!