嘘吐きな親友

意地悪な現実

あれから数日が過ぎた。
あの翌日、バイト先で叱られたのは当然で。

心を入れ替えて、働いてます。
はい、マジで(泣)


「いらっしゃいませ~~」

「美味しそうなケーキですね」

目の前に現れたのは・・・ヒツジだった。

ヤツは涼しい顔をしながら

「どれにしようか迷いますね。
5個ほど、おススメの物をお願い出来ますか?」と言った。

「かしこまりました」

冷静を装いつつ、他人のフリ。
他人ですけど。
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