朱の蝶
最後の愛
幕切れ†千景
離れたくない・・・
でも、明日が
来るよ
「夕食、カレー作って
待ってるから
早く帰って来てね」
「ああ、行ってくる」
私に背を向ける弦の腕を
私は掴んだ。
「どうした?」
泣いちゃいけない
今日という日を台無しに
したくない
「ううん、気をつけて
行ってらっしゃい」
貴方は、私の頬に優しい
キスをくれた。
「そんな顔すんなよ
すぐに帰って来てやる」
『すぐ、戻ってきたる』
でも、明日が
来るよ
「夕食、カレー作って
待ってるから
早く帰って来てね」
「ああ、行ってくる」
私に背を向ける弦の腕を
私は掴んだ。
「どうした?」
泣いちゃいけない
今日という日を台無しに
したくない
「ううん、気をつけて
行ってらっしゃい」
貴方は、私の頬に優しい
キスをくれた。
「そんな顔すんなよ
すぐに帰って来てやる」
『すぐ、戻ってきたる』