朱の蝶
女は、包丁を握り締め
過去を思い出す。
カーテンの隙間から光が差す
ベッドでじゃれ合う、恋人達
笑い合う声・・・
ワタシは幸せ・・・?
笑う事を止めた女は暗い表情を
浮かべ涙を流し、小さな声で
愛しい男に問う。
『リュウ、さん
ほんまに、ええの?
うちなんかで・・・
うちは、シリュウの・・・』
『お前が、ええ』
そう言って、ニイナの胸元に
甘える柳五に誓う。
『二度と・・・
アンタ以外の男には
抱かれへん』
『アホ、気にすんな
誰に抱かれても
おまえは、オマエ
俺のもんや』
過去を思い出す。
カーテンの隙間から光が差す
ベッドでじゃれ合う、恋人達
笑い合う声・・・
ワタシは幸せ・・・?
笑う事を止めた女は暗い表情を
浮かべ涙を流し、小さな声で
愛しい男に問う。
『リュウ、さん
ほんまに、ええの?
うちなんかで・・・
うちは、シリュウの・・・』
『お前が、ええ』
そう言って、ニイナの胸元に
甘える柳五に誓う。
『二度と・・・
アンタ以外の男には
抱かれへん』
『アホ、気にすんな
誰に抱かれても
おまえは、オマエ
俺のもんや』