朱の蝶
「チカゲ、お前のせいじゃない
悪いのは、彼女を巻き込み
彼女を危険な目に合わせ
彼女を捨てた、その男が悪い
お前は悪くない」
「タスクにも同じようなこと
前に言われたことある・・・
でも、ほんまに私
悪、ないんかなぁ?」
抱きしめる腕の中、お前は
小さな肩を震わせる。
「千景、もう考えるのはよせ
お前は一人の体じゃない
お前が元気が無いと
お腹の赤ちゃんも
心配するぞ」
「うん、そうやね」
微笑む、お前の瞳は笑わない
そう、お前の不安がそれだけ
では無いことを俺は知っている
悪いのは、彼女を巻き込み
彼女を危険な目に合わせ
彼女を捨てた、その男が悪い
お前は悪くない」
「タスクにも同じようなこと
前に言われたことある・・・
でも、ほんまに私
悪、ないんかなぁ?」
抱きしめる腕の中、お前は
小さな肩を震わせる。
「千景、もう考えるのはよせ
お前は一人の体じゃない
お前が元気が無いと
お腹の赤ちゃんも
心配するぞ」
「うん、そうやね」
微笑む、お前の瞳は笑わない
そう、お前の不安がそれだけ
では無いことを俺は知っている