雨上がりの君に恋をして

「でも、美雨はそういう子だもん。初めて好きになった人は傷つけたくない。そう思ってるんでしょ?」

「うん。それだけは嫌なの。もう、誰も傷ついて欲しくない。」

「そう・・・だよね」


-------------・・・・・・

そう。忘れもしないあの出来事。

あれは、二年前。

「おねーちゃん!」

私には姉が一人いた。
私は姉が大好きでよく買い物やいろんな所へ出掛けていた。

そのころも私とお姉ちゃんは海へ遊びにいったのだ。
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