雨上がりの君に恋をして
「でも、美雨はそういう子だもん。初めて好きになった人は傷つけたくない。そう思ってるんでしょ?」
「うん。それだけは嫌なの。もう、誰も傷ついて欲しくない。」
「そう・・・だよね」
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そう。忘れもしないあの出来事。
あれは、二年前。
「おねーちゃん!」
私には姉が一人いた。
私は姉が大好きでよく買い物やいろんな所へ出掛けていた。
そのころも私とお姉ちゃんは海へ遊びにいったのだ。