雨上がりの君に恋をして
06 天罰
季節は秋を過ぎ去り冬。

雪が降り積もる最も寒い冬となりました。


季節が過ぎ去っても佐野くんとの距離は夏のまま止まっていた。

でも、私は幸せなひとときを過ごしていた。


私にはもったいないくらいの、幸せが。

天は私に友達という光を与えてくれた。
それは私にはまぶしいくらいの光を放っていた。


夏からは沙羅、瑠花とっても楽しいひとときを過ごしていた。
遊園地に行ったり、海に行ったり・・・。


でも、そんな幸せ私には、似合わないとお姉ちゃんは思ったのだろうか。



それから間もなく・・・

ーーーーーーー天からの天罰が下ったのだ。
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