雨上がりの君に恋をして

屋上に連れて来られた私。

可愛い女の子の他に4人ほど集まって私をジロジロとみていた。

「あんた、蒼の何?」

えっ・・・佐野くんの?
片思いの相手なんて言えないよ。
「友達だよ。」

私は正直に答えた。
だって本当のことだもん。
私と佐野くんは友達以上恋人未満だ。

「私、思ったの。あんたと話してる時の佐野くん。皆には見せない笑顔見せてた。」
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