雨上がりの君に恋をして
――――数日後、屋上

「美雨、俺さぁいつも欲しい女には逃げられるから、美雨も付き合ってくれないのかなぁ?って思っていたからびっくりした。」

蓮も苦労してたんだ。


「だから、美雨無理してない?まだ蒼のこと好きなんでしょ?」

好き。

まだ忘れられた訳じゃない。

佐野くんを見るたびに胸が苦しくなる。


でも決めたの。

蓮を好きになるって・・・

だから...
< 94 / 180 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop