to love*゚
―1年前―
「悠太!」
『おー沙羅。』
「話ってなあに?」
正直うきうきしてた。
好きって言われたり
するかなあって。
だけどわたしの期待は
あっさり裏切られた。
『実はさ…
彼女できたんだよね。』
「……そっかあ」
一気に暗くなった。
『やっぱ女の気持ちって
女が一番わかるぢやん?
だから色々聞こうかなって。』
そのあとなにされたら嬉しいとか
なにプレゼントしたら喜ぶとか
色々質問された。
だけどそんなのに
明るく答えられるわけもなかった。
そこから悠太への思いは
消そうと努力した。
悠太…
これでよかったんだよね…?
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