お嬢様が貧乏学生と2人ぼっち

〈ガチャ〉


「ふぅー、お邪魔するよ。

今日からよろしくねダーリン♪」


「…すみません、どちら様ですか。」

歩く人形?可愛い。いい匂い。

俺とは別世界と言わんばかりの何かすげぇオーラでてる。

「私、知らないのぉ?…そりゃそーか。縁ないし、テレビにもでてないもんね。」

やっぱすごいんだ。

「…何で俺がダーリン何ですか?」

そう、それだよ俺。

「べっつに理由なんかない♪直感!で、いくつ?名前は?」

「17歳、山本優世。」

「17歳!?ま、まぁいいや。私は峯崎琴未。…19歳。よろしくね?」

年上かぁ。

「よろしくお願いします。」
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