お嬢様が貧乏学生と2人ぼっち

「はぁ…5日ぶりに泣いたら疲れた。帰る。もう一人で帰る。」

弱すぎるぅぅうぅう!!!

「ばいばーい!」

「さいならー。」

あ、一応あいさつしなきゃね的な。

美形の執事は結局、何も手応えを感じないまま帰っていった。

高そうなスーツが、やけに眩しかった…。
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