両思い
「・・・あ-ごめん。きるね。明日でも会おう☆」
なんとなく
明るく言ってみるあたし。
「おっけぇ☆ じゃぁな 気をつけろよ☆」
そしてなぜか
 明るく帰ってくる返事。

電話を切ると…



間の前に 写真で見た顔が二つ。

あたしを覗き込んでいた

ビクッ

びっくりしたぁ・・・
 もしかして・・・もしかして・・・
「もしかして・・かな?」
先に口を開いたのはパパと同じくらいの歳のおばさん。
 きっとあたしのママだろう。
「・・・お・かあさん?」
「ッかななのねッ!???」
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