両思い
「さぁお家に入ってゆっくりしていって?」
「はい。」
断る理由なんて無い。
 むしろずっとここに居たいよ…
パパはこんな事してるあたしを怒るかな・・・??
「楽にしてていいからね さぁ座って-♪」

天然と見られる母。
 
「久しぶり-覚えてる??かなって呼んで良いッ??」

こちらも天然と思われる姉。

あたしはバリバリのパパ似だねェ…♪
「守く…お父さんは??一緒じゃないの??」
「・・・はい。 パパは冬に死にました。」

二人は驚いた顔をした。

「「ェ・・・ッ・!!??」」
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