天使の初恋。
▲ 霞side ▲
目の前には合格発表の掲示板。
背景は綺麗に咲き誇る桜。
その中で一人の女の子は必死に自分の受験番号を探していた。
「霞っ!!あった?」
『う~ん、今探してるとこ~、って詩歌ちゃんはあったの!?』
「バッチリ受かってました♫」
『そっかぁ!!おめでとっ!』
「それより探すの手伝うよ。」
『大丈夫だよ。受験番号ぐらい自分で探したいしさ♫』
「そっか。じゃああっちに居るから探したら来てね」
そう言って去っていったのはあたしの大親友の佐山詩歌ちゃん。
顔も性格も頭もイイと言う自慢の親友。
それに比べてあたしは・・・・
って、ダメダメ!!今は大事な高校が受かっているかという大事な場面なのにっ!
霞は少しずつ移動しながら番号を確認して行った。
そして・・・・
『あっ!・・・・あったっ!!!』
突然大声を出した霞はジャンプをしながら喜んでいた。
何秒後かにみんなから痛い視線で見られていたことに気付いた霞はすぐにその群れから抜け出した。
『詩歌ちゃん!!受かってたよっ!!』
「ホントに!?やったぁ♫これで高校も同じだね!」
『うんっ!!』
詩歌ちゃんとは小学生からの付き合いで何故かずっと同じクラスになってだんだん仲良くなっていったんだ。
高校も同じだなんて・・・・これってある意味運命っ!?
とか思ったりもする。
そのあとは詩歌ちゃんとショッピングしたりお茶したりと遊んでいた。
その時あたしはまだ知らなかったんだ。
これから初恋と言う名の恋をする、と言う事を。
目の前には合格発表の掲示板。
背景は綺麗に咲き誇る桜。
その中で一人の女の子は必死に自分の受験番号を探していた。
「霞っ!!あった?」
『う~ん、今探してるとこ~、って詩歌ちゃんはあったの!?』
「バッチリ受かってました♫」
『そっかぁ!!おめでとっ!』
「それより探すの手伝うよ。」
『大丈夫だよ。受験番号ぐらい自分で探したいしさ♫』
「そっか。じゃああっちに居るから探したら来てね」
そう言って去っていったのはあたしの大親友の佐山詩歌ちゃん。
顔も性格も頭もイイと言う自慢の親友。
それに比べてあたしは・・・・
って、ダメダメ!!今は大事な高校が受かっているかという大事な場面なのにっ!
霞は少しずつ移動しながら番号を確認して行った。
そして・・・・
『あっ!・・・・あったっ!!!』
突然大声を出した霞はジャンプをしながら喜んでいた。
何秒後かにみんなから痛い視線で見られていたことに気付いた霞はすぐにその群れから抜け出した。
『詩歌ちゃん!!受かってたよっ!!』
「ホントに!?やったぁ♫これで高校も同じだね!」
『うんっ!!』
詩歌ちゃんとは小学生からの付き合いで何故かずっと同じクラスになってだんだん仲良くなっていったんだ。
高校も同じだなんて・・・・これってある意味運命っ!?
とか思ったりもする。
そのあとは詩歌ちゃんとショッピングしたりお茶したりと遊んでいた。
その時あたしはまだ知らなかったんだ。
これから初恋と言う名の恋をする、と言う事を。