天使の初恋。
▼ 蓮side ▼
なんでこんなに人が居るんだ。
だから受験ってのは嫌なんだよ・・・。
『はぁ・・・・。』
「なーにため息ついちゃってんの?」
そりゃ、ため息だってつきたくなるさ。
こんなに人が居てみんなが同じ掲示板を見てんだから・・・。
気持ち悪いっつーの。
そして俺に話しかけたのは工藤純太って奴で俺の親友(?)と言うかよき理解者の一人だ。
「そんで蓮は受かってたの?」
『あぁ、一応な。純太は?』
「俺も受かっちゃいました~。これでまた蓮クンと一緒の高校か・・・。」
『何が言いたいんだよ』
「いやぁ~嬉しいなぁ~ってさ♫」
『あっそ、』
俺がそう返すと純太は「えっ!ヒドっ!!」と言いながら泣き真似を始めた。
いや・・・まじでやめてほしい。
俺は先に行こうと思い足を進めようとした。
けど・・・・・
「あっ!・・・・あったっ!!!」
掲示板の前で合格を喜んでいた女子がいた。
その子はジャンプをしながら喜んでいて周りから痛い視線を向けられてそそくさと群れから抜け出して行った。
『おもしれー奴。』
「なんだ?あの子に惚れちゃったのかっ!?確かに可愛かったけどさ。」
独り言のつもりだったが純太に聞かれていたらしく
『違ぇーよ、バカ。』
「なっ!?酷いなぁ・・・。」
そう言いながら俺は校門の近くの桜を見た。
確かに純太の言った通りさっきの女子は普通より上で可愛かった。
それにさっき「あった」と叫んでいたからきっとこの高校に通うのだろう。
何故かそれだけで嬉しくなった、しかし今の俺にはその感情を理解する事が出来なかった。
これが俗に言う一目惚れだとは気付かずに俺達の高校生活は始まった。
なんでこんなに人が居るんだ。
だから受験ってのは嫌なんだよ・・・。
『はぁ・・・・。』
「なーにため息ついちゃってんの?」
そりゃ、ため息だってつきたくなるさ。
こんなに人が居てみんなが同じ掲示板を見てんだから・・・。
気持ち悪いっつーの。
そして俺に話しかけたのは工藤純太って奴で俺の親友(?)と言うかよき理解者の一人だ。
「そんで蓮は受かってたの?」
『あぁ、一応な。純太は?』
「俺も受かっちゃいました~。これでまた蓮クンと一緒の高校か・・・。」
『何が言いたいんだよ』
「いやぁ~嬉しいなぁ~ってさ♫」
『あっそ、』
俺がそう返すと純太は「えっ!ヒドっ!!」と言いながら泣き真似を始めた。
いや・・・まじでやめてほしい。
俺は先に行こうと思い足を進めようとした。
けど・・・・・
「あっ!・・・・あったっ!!!」
掲示板の前で合格を喜んでいた女子がいた。
その子はジャンプをしながら喜んでいて周りから痛い視線を向けられてそそくさと群れから抜け出して行った。
『おもしれー奴。』
「なんだ?あの子に惚れちゃったのかっ!?確かに可愛かったけどさ。」
独り言のつもりだったが純太に聞かれていたらしく
『違ぇーよ、バカ。』
「なっ!?酷いなぁ・・・。」
そう言いながら俺は校門の近くの桜を見た。
確かに純太の言った通りさっきの女子は普通より上で可愛かった。
それにさっき「あった」と叫んでいたからきっとこの高校に通うのだろう。
何故かそれだけで嬉しくなった、しかし今の俺にはその感情を理解する事が出来なかった。
これが俗に言う一目惚れだとは気付かずに俺達の高校生活は始まった。