天使の初恋。
* 初めて *
▲ 霞side ▲
『行ってきまーす。』
「あら、もう行くの?」
『うん。入学式から遅刻なんてしたくないし。』
「そう?それじゃ、行ってらっしゃい」
今日はこれからあたし達が通う桜山高校の入学式。
流石に入学早々遅刻なんて印象悪いから今日はいつもより早く起きていた。
我ながら頑張ったなと思う。
それに早く起きたことにはもう一つ理由があった。
「あっ!霞ー!!」
『詩歌ちゃんっ!おはよ♫』
「おはよっ♫」
そのもう一つの理由と言うのは詩歌ちゃんと朝早く学校に行って少し校内探検とする、と約束していたからだ。
「霞、寝坊しなかったねっ!」
『人を万年寝坊女みたいに呼ばないでよっ!!』
「あはは、ごめんごめん」
『もう!』
痴話喧嘩(?)をしていたら学校に着いていたらしく、
「おっきいねぇ~、学校。」
『うん。すごいね』
「さ、入って探検しよっ!」
と言い、詩歌ちゃんは先に校舎に入って行った。
あたしは・・・
《 今日からここに通うんだなぁ~、なんだか実感わかないや。 》
と思いながら門をくぐり、詩歌ちゃんの後を小走りで追った。
『行ってきまーす。』
「あら、もう行くの?」
『うん。入学式から遅刻なんてしたくないし。』
「そう?それじゃ、行ってらっしゃい」
今日はこれからあたし達が通う桜山高校の入学式。
流石に入学早々遅刻なんて印象悪いから今日はいつもより早く起きていた。
我ながら頑張ったなと思う。
それに早く起きたことにはもう一つ理由があった。
「あっ!霞ー!!」
『詩歌ちゃんっ!おはよ♫』
「おはよっ♫」
そのもう一つの理由と言うのは詩歌ちゃんと朝早く学校に行って少し校内探検とする、と約束していたからだ。
「霞、寝坊しなかったねっ!」
『人を万年寝坊女みたいに呼ばないでよっ!!』
「あはは、ごめんごめん」
『もう!』
痴話喧嘩(?)をしていたら学校に着いていたらしく、
「おっきいねぇ~、学校。」
『うん。すごいね』
「さ、入って探検しよっ!」
と言い、詩歌ちゃんは先に校舎に入って行った。
あたしは・・・
《 今日からここに通うんだなぁ~、なんだか実感わかないや。 》
と思いながら門をくぐり、詩歌ちゃんの後を小走りで追った。